サバは北海道から九州まで広く棲息し,近海で季節を問わず漁獲されるため,日本人にとても身近な魚となっていて,各地で多様な調理加工法が発達した。近海もののみならずノルウェーからは脂の乗ったサバが輸入される。近年は鮮度管理が徹底し,サバによるヒスタミン中毒も減っている。
投稿者: Sugimoto M
ブリ(鰤)
成長するにつれ呼び名が変わる出世魚ブリ。漁師や市場ブリに対する愛着の度合いが推し量れる。天然の稚魚を育てておおきくする養殖も盛んだ。今では市場の2/3が養殖ものに置き換えられ、しかも四季を通じて脂ののったブリを賞味できるようになった。海外の和食店向けにも輸出される。
カツオ(鰹)
初夏を告げる初ガツオ、また脂をたっぷり蓄えた晩夏の戻りカツオ。その濃厚な味は日本の夏を代表する味である。餌を求めて熱帯海域から北上し、太平洋岸のみならず、日本海沿岸の人々にとっても海の恵みとなっている。カツをは鰹節に加工され、そのダシはわが国の伝統的な味を支えてきた。 続きを読む →
マグロ(鮪)
マグロはいま日本人に最も好まれる魚でしょう。真っ赤な色合いと濃い風味、小骨のない食べやすさ、そしてその流麗な姿からも魚の帝王に恥じない。今では世界で獲れるマグロの7割は日本人が食べる。野生の資源を維持しながら、養殖生産を発展させることが従来以上に重要な課題となっている。 続きを読む →
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